議会は自治体の重要な意思を審議・決定する、住民の代表機関としての地位を有する。
住民が自治体の行政に直接参加できず、代表者を選出して行政に参加する代議制による間接参加政治において、住民を代表する機能を担う機関である。

議会は、地方自治行政の重要事項について、その自治体の意思を最終的に決定する議決機関としての地位を有する。
すなわち、自治体の住民の負担に関する事項、条例制定、団体運営などに関する全般的な政策を審議し、最終的に決定する。

議会は、自治体の法令といえる条例制定の機能などを担う自治立法機関としての地位を有する。
議会が自治立法権を行使することは最も基本的な機能である。

議会は、執行機関が正しく行政を執行しているかどうかを監視する監視機関としての地位を有する。